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レーシングカートのバラエティ
カートには「フォーミュラ」「ツーリングカー」のような 誰にもはっきりと判る分け方があるわけではない そこで、実態に沿ってカートにどんな種別があるのかお教えしよう |
●初級カート最初の一台はやっぱりこれが安心 必要十分なパワーで技術的にもアマチュアに取り扱いやすい、通称KTことヤマハKT100S。定番ともいえるこのエンジンを積んだカートなら、初めての人でもビビらず楽しめるだろう。ただし、KTを初心者だけのエンジンと思うのは早計、ベテランドライバーにもその愛好者は多い。つまり、乗り始めから上達した後まで、長く楽しめるパッケージなのだ。 |
●中級カートここからカートを始める人も多い KTに慣れてそのパワーに飽き足らなくなると、もう少し速いエンジンが欲しくなる。ただし、あまりコストはかけられない。そんな中級者を対象にしたエンジンは、かなり多くのラインナップがそろっている。どれを選ぶかは、所属チームが技術的なノウハウを持っているかなど、その人ごとの環境で決めればいい。中級者用とはいっても、PRD・RK100などは価格の安さから、これでカートライフをスタートさせる人も結構多い。 |
●上級カートカーター憧れの的、チューニングマシン チューナーが磨きをかけたオーダーメイドの水冷リードバルブエンジンは、KTの倍近い約30PSものパワーを発揮。うかつにアクセルを踏み込むと、マシンはあらぬ方向へ飛んでいく。加えてタイヤは、首がもげるほどの遠心力を生み出すハイグリップ・コンパウンド。カートレースの頂点、全日本選手権で使われるマシンは、最先端のノウハウを隅々まで注ぎ込まれたモンスターだ。 |
●スターター付きカートレベルの枠に囚われない新世代カート これまでの100cc直結エンジンとは違う枠組みのカートが、21世紀に入ってから大きな人気を得ている。それは、スイッチひとつで始動できるセルスターターを備えた120〜125ccのエンジンを積むもの。「体力とコツの要る押しがけができることがカーターの証し」という常識は、今や崩れつつある。 排気量が大きいだけに、パフォーマンスはかなり高い。だからといって上級者用とはいえないのが面白いところ。気軽にコースインできることがウケて、初心者のユーザーも多いのだ。この種のエンジンはホビーで走るドライバーのために開発されており、耐久性が高く、性能に比較して安いコストで楽しめることも大きな魅力になっている。 |


●初級カート
●中級カート
●上級カート
●スターター付きカート